初めに
「インバウンドの影響で、日本のホテルは高くなってしまった」という声を、日本人の方からよく耳にするようになりました。実際、インバウンド需要を背景に一人1泊1万円超えは今や当たり前。今回泊まった「MUJI BASE KYOTO Kiyomizu 」もそのひとつです。
トイレのリモコン説明がすべて英語表記で、スタッフさんいわく「開業以来、お客様の約7割が外国籍の方」とのこと。外国人観光客だけをターゲットにしているのでは?と一瞬思ってしまったほどです。

実際のところはどうなのか、MUJIファンの私には判断がつかないので、読んでいる皆さんに委ねます。
第一印象:地味に近いシンプルさ
京都駅から市バスで清水道へ。少し歩くと「MUJI BASE KYOTO Kiyomizu」が見えてきます。一目見て「本当にこれが新規開業のホテル?」と思わず笑ってしまいました。外観はグレーで、全く目立たない建物。同じビル内の小川珈琲に外国人観光客がひっきりなしに出入りしていて、なんとなくカフェのほうが人気なのかも、と感じました。



同じビルで併設した小川珈琲
チェックインまで少し時間があったので、まず小川珈琲でティータイム。夏季限定のアイスコーヒーとソフトクリームを注文しました。普段アイスコーヒーをほとんど飲まない私でも、とても美味しかったです。店員さんに許可をいただいて、写真もたくさん撮らせてもらいました。




店内からはホテルの一角が見えます。ホテルはMUJIらしいシンプルな雰囲気なのに対し、小川珈琲はモダンでスタイリッシュ。調べてみると、他の小川珈琲店舗 にはMUJIに近いデザインのものもあるそう。あえて違うスタイルにしたのは、お客さんに新鮮さを楽しんでもらうためなのかもしれません。


宿泊体験:シンプルだけど丁寧な造り
シンプルなチェックイン体験



予約後、「オンラインチェックインのお願い」というメールが届きました。個人情報のオンライン入力には少し抵抗がありましたが、当日の手間を考えて事前に済ませることに。
当日は自動チェックイン機にチェックインQRコードをスキャンさせるだけで、約1分で完了。これまでで一番スムーズなチェックイン体験でした!その後、フロントのスタッフさんから施設の利用案内がありました。iPadを見せながら説明してくれて、丁寧でめちゃくちゃわかりやすかったです!


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館内スマートロックの使い方(チェックイン後にPINコードが発行されます。このコードひとつでホテル玄関・エレベーター・客室すべてキーレスで入れます。)
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無料ティータイムについて(毎日21:00〜24:00に提供。好みのお茶を自由に選べます。)
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持ち帰り可能な備品について(この説明は本当に助かりました。言ってもらわないと何が持ち帰れるか判断できないですよね。)
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ユーティリティルームについて(2階にウォーターサーバーや洗濯機などが設置されています。長期滞在にはうれしい設備です。)
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早朝の清水参りについて(季節によって内容が変わる定員制ツアー。予約時に申し込みが必要です。朝5:40集合と少し早いですが、絶対おすすめのオプションです!)
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朝食について(併設の小川珈琲で提供。別途2,500円かかります。)
ルームツアー:いつも通りの無印良品
部屋に入った瞬間、デザインも香りも「MUJIだ」と感じました。25平米のツインルームは思ったより広い!
いちばん気に入ったのは二段ベッド。大学時代以来はじめての二段ベッドで、絶対上段に寝ますよね〜。ちなみに今回はひとり旅。3人定員の部屋に一人で泊まるのは、なかなかの贅沢でした。

部屋備品はすべてMUJI製。普段あまり使ったことのないMUJIアイテムを試せるのが面白いです。3種類のエッセンシャルオイルの試供品(時期によってラインナップが変わるのかちょっと気になる)、寝具、家具もMUJIで揃えられています。部屋にシトラス系のオイルの香りがしていて、オイルの試供品は使いませんでしたが、寝具は思っていたより気持ちよかったです。


ベッド脇の壁パネルで全室の照明を操作できます。「それくらい当たり前では?」と思う方もいるかもしれませんが、できていないホテルに何度か泊まった経験があるので、一応確認しました(笑)。

ウォークインクローゼットまであるのに、バスタブはなし!シャワールームのみです。部屋タイプがいくつかあるので、バスタブを希望の方は他のタイプを選んでください。
📝2026年6月25日追記:同僚と雑談してたら「ホテルのテレビが大きくてよかった」って話になって、そういえばMUJI BASEってテレビないんだ…と後から気づきました。

全体的な体験は良かったのですが、通り側の部屋なのでとにかく外の音がうるさい!これだけが唯一の減点ポイントでした。通り側に泊まる方は耳栓必携です(フロントさんに声をかけるともらえます)。清水寺ツアーのために朝5時起きが必要だったので、なおさら熟睡したかった…。

朝起きると、シトラスの香りがすっかり体になじんでいました。一晩中のエッセンシャルオイル、さすがです。
朝の清水寺ツアー:とにかくおすすめです
朝5時起きでも、それだけの価値があります。普段は見られない「無人」の清水エリアを歩く体験は格別!ガイドさんの解説を聞きながらゆっくり歩き回るのは、最高でした。



雨の京都も綺麗でした。

ツアーの詳細はここまで。機会があれば、ぜひ実際に体験してみてください。
朝食:正直、好みは分かれます
清水寺ツアーから戻り、朝食は1階の小川珈琲で。宿泊者限定のプレートは、おばんざい風の野菜小鉢、桜たまごのスクランブルエッグ、京都産小麦のトースト、コーヒーのセットで2,500円。
写真だけ見せたら「美味しそう!」と全員に言われると思います。それだけに、正直残念でした(笑)。悪いというより、好みの問題だと思います。あっさり系が好きな方や、私以外の外国人のお客様には刺さるかもしれません。

最後に
冒頭で「外国人観光客だけをターゲットにしているのでは?」と書きました。一晩泊まってみて、MUJIファンとしての答えはNOだと思います。
無印良品らしいシンプルさ、モノの丁寧さ、そして「町を体験する」というコンセプト。それはお客様の国籍に関係なく、ちゃんと伝わってくるものでした。インバウンドで価格が上がった京都のホテル市場の中で、ここに泊まる理由はMUJIファンなら十分あると感じます。
ホテルの近くにある歯ブラシ専門店がありました(笑)。
今後三人揃ったらもう一度泊まってみたいと思います(一人は流石に高く感じました(笑))。

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